2010.05.28

シャクヤク PEONY

 

メキシコからメールが来た。

山田の遺灰を練り込んで作った茶碗がバラガン美術館で展示されるという。

 

マリアはまだ40代で、私とどっこいの歳なのに癌で逝った。

山田の灰を送ってくれと言われたのはそのひと月前の12月。

遺灰を茶碗の灰に練り込むという事を考えたマリアはすごい。

死ぬ1ヶ月前にそれを間違い無く茶陶に託していった事もすごい。

茶会に参加して、その晩に逝ってしまったのもすごい。

すごい気力だ。

 

山田の最後の言葉

「もういいです」

と、

マリアの最後の言葉

“Cannot do this anymore.”

 

本当によくやったと思う。

すごい贈り物に本当に感謝します。

 

Received an e-mail from Mexico today.

 

The tea bowl, created in part with Hisashi’s ashes, is ready.

It will be at Luis Baragan’s Museum in Mexico City.

 

This is a gift from Maria.

She passed away in January.

 

Hisashi’s last words were

“No more.”

 

Maria’s last words were

“Cannot do this anymore.”

 

That is so ok.

Done enough.

I thank you so much for this gift.